ケンガンアシュラ

企業間のトラブルや利権を互いの代表闘技者による戦いで決める裏の格闘技である拳願試合を描いている「ケンガンアシュラ」ですが、拳願試合を取り仕切る次期会長を決める拳願絶命トーナメントがとうとう決勝戦となりました。対戦カードは主人公である十鬼蛇王馬と怪腕流の黒木玄斎となりました。

主人公の十鬼蛇王馬は、かつての力を取り戻したり奥義を思い出したりと割りと主人公ムーブをしていますが、より注目したいのは対戦相手の黒木玄斎です。彼の使う怪腕流とは言ってしまえば空手の一種です。特徴として「魔槍」の異名を持つ岩をも砕く抜き手や相手の動きを予測しての攻撃などがありますが、他のトーナメント出場者が異常な軟体体質だったり片手でオリンピック金メダルクラスの重量を持ち上げたり、謎の武術を使ったりするなかで、ある意味でごく普通の達人で、キャラが弱いと言えます。こういうキャラはライバルや他の優勝候補を引き立たせる結果になりがちなのですが、この漫画では見事に決勝戦まで勝ち上がりました。しかもその対戦相手は、王馬に異常な執着心を見せる桐生刹那や、トーナメント開始時での拳願試合のトップである加納アギトといったいかにも決勝戦まで残りそうなキャラに勝利しているのです。

何より凄いのは、それなりに苦戦したり損傷しているものの、そのほとんどが想定の範囲内であるということです。こういった、長い経験と修行によって強い年輩のキャラがこれだけ大きく取り扱われるのは、天才や化物が多くでる最近の漫画では逆に珍しいです。こうして迎えた決勝ですが、王馬は勝つために身体能力を向上させる「憑神」と二虎流を同時に使うことで黒木をパワーで上回ろうとします。それでも圧倒する黒木ですが、現在まさに最後の衝突により勝敗が決した所で、まだどちらが勝ったのか分かっていません。近々アニメ化をするといってるのにもうすぐ最終回なのですが、どのように終結するのか気になります。PRサイト:イジメはママに制裁を

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